深夜のボイスチャット・ゲーム実況・「叫べる部屋」を求めるゲーマー向けに、いま各社から個性的な防音ブースが出ています。しかも作っているのは、プチプチの川上産業、工場用防音パネルの岐阜プラスチック工業、紙合板のワールド化成、楽器店の宮地商会——異業種の素材メーカーたちです。

この記事では、ゲーミング用途で選ばれる防音ブース5種を、公開されている公称値だけで公正に比較します。当店はこのうちOTODASUの正規販売店です。その立場を明示したうえで、各製品の良さを正直に書きます。

結論:予算15万円台で換気・拡張まで揃えたいならOTODASU Ⅱ-G。デスクトップだけ囲うなら10万円前後のGAMEBOX。遮音の公称値が最も高いのはVERY-Q Gaming Booth(−30dB@1kHz)だが約50万円。ONE-Z・GAME基地は素材の個性(プラパール・紙合板)とデザインで選ぶ製品です。

5種の公称スペック比較(2026年8月末時点)

製品(メーカー・本業) 価格(税込) 遮音の公称 素材 サイズ感 納期・販路
OTODASU Ⅱ-G(Coolish Music・防音室専業) ¥158,840(吸音材なし)/¥227,370(あり)[1] 側面−28.2dB(吸音材あり・自社測定)[2] プラスチック段ボール・換気ファン4基標準 内寸1,100×1,100×H1,900mm・約35kg 受注生産3〜6週・公式/量販店/当店
GAMEBOX(岐阜プラスチック工業・工場用防音パネル) デスクトップ ¥92,400〜/ロー ¥264,000〜/ワイド ¥495,000(チャネルで価格差あり)[3] 最大−17dB[3] テクセルSAINT(樹脂ハニカム) 卓上〜個室型まで3タイプ 直販・EC(Makuake発)
ONE-Z(川上産業・プチプチ製造元) loft ¥209,000/mini ¥253,000前後/標準 ¥385,000[4] 実測−15〜−20dB(報道値)[4] プラパール(気泡ボード) 個室型・複数サイズ 受注生産4〜6週・直販/量販店
GAME基地(ワールド化成・紙合板) ¥262,000〜¥689,000(MINI〜フルハード)[5] 音漏れ約30%削減(独自表記)[5] 紙合板KAMIITA+金属 個室型・6種 直販
VERY-Q Gaming Booth(宮地商会・楽器店) 0.8畳 ¥495,000/1.2畳 ¥599,500[6] −30dB@1kHz[6] 吸音パネル組立式 0.8〜1.2畳 直販・楽器店
遮音の公称値は測定条件が各社バラバラです(自社測定・周波数・距離が不統一)。「−28dB」と「−17dB」と「30%削減」を同じ物差しで比べることはできません。数値は「桁感」として読み、用途(ボイチャの声か・叫びか・環境音か)で選んでください。→ −dB表記の読み方

各製品の個性(正直に)

GAMEBOX——「デスクトップだけ囲う」発明

工場の機械防音に使われるテクセルSAINT(樹脂ハニカム)を転用。最大の特徴は¥10万円前後のデスクトップ型で、机上のマイク周りだけを囲う発想です。部屋全体の防音ではなく「マイクに入る音・マイクから漏れる声を減らす」割り切りが明確。個室型が置けない部屋の現実解です。

ONE-Z——プチプチのメーカーが作る軽さ

川上産業のプラパール(気泡ボード)製。軽くて扱いやすく、TGS2025ではロフト型の新モデルも発表するなど展開が活発です。「想像以上に個人からの発注が多い」とメーカーが語る通り、ゲーマー・配信者需要を素材メーカーが直接取りに来ている代表例です[4]

GAME基地——紙合板の質感とデザイン

紙合板KAMIITAと金属フレームの組み合わせで、見た目の完成度が高い個室型。価格帯は高めで、eスポーツ施設・オフィスなど法人文脈にも向きます。

VERY-Q Gaming Booth——楽器店品質の遮音

録音ブースのノウハウを持つ宮地商会(VERY-Q)のゲーミング版。−30dB@1kHzという公称と引き換えに約50万円。歌ってみた・収録を本気でやる人の選択肢です。

OTODASU Ⅱ-G——換気標準・拡張前提のバランス型

ブラック筐体のゲーミング仕様。天井換気ファン4基が標準で、長時間プレイの熱問題に最初から答えがあるのが実用上の最大の差です。吸音材なし¥158,840で始めて、専用吸音材Magic Ⅱや静科E-15を後付けして音質を育てられます。渋谷ショールーム・ビックカメラで実物確認も可能。→ 効く音・効かない音の実測検証

用途別の選び方

用途 現実解 理由
深夜ボイチャの声を抑えたい(予算10万円台) GAMEBOXデスクトップ+部屋に吸音材 声はマイク周りの対策で相手への聞こえが激変
深夜も叫びたい・実況したい(予算15〜25万円) OTODASU Ⅱ-G 個室型で換気標準・後から吸音強化できる
歌ってみた・収録が本業 VERY-Q Gaming Booth 遮音公称が最も高い
デザイン・施設導入 GAME基地/ONE-Z 見た目と素材の個性
まず部屋鳴りだけ直したい(予算3万円以下) 吸音材8枚(ブース不要) マイク背面1面で配信音質は変わる → 配信部屋の吸音

共通の注意点

  • 個室型はどれも熱がこもる。換気仕様(ファンの有無・給排気)を必ず確認。
  • 低音(叫び声の芯・重低音)はどの製品も残る。「完全防音」はない。
  • 床の振動(足踏み・チェアの音)は箱では止まらない。マット併用を。
  • 搬入経路と、内部にデスク・モニターが入るか(内寸とデスク幅)を事前確認。

よくある質問

一番防音できるのはどれですか?

公称値ではVERY-Q Gaming Booth(−30dB@1kHz)ですが、各社の測定条件が異なるため厳密な比較はできません。共通して中高音(声)に効き、低音は残ります。

一番安く済ませる方法は?

ブースを買わず、マイク背面の壁に吸音材を貼る方法です(8枚¥22,800)。声の「部屋鳴り」だけならこれで変わります。音漏れを止めたい場合にブースを検討してください。

GAMEBOXのデスクトップ型で夜の叫び声は防げますか?

卓上型はマイク周りの音を減らす設計で、部屋からの音漏れ全体を止めるものではありません。叫び声には個室型が必要です。

夏場は暑くないですか?

個室型は熱がこもります。OTODASUは換気ファン4基標準、他製品は換気仕様を購入前に確認してください。

賃貸でも置けますか?

いずれも置き型・工事不要です。床保護と搬入経路、管理規約の確認を。

OTODASU Ⅱ-Gはどこで買えますか?

当店(正規販売店)で¥158,840(税込・送料無料)です。実測検証記事と組立動画を商品ページに掲載しています。

出典

  1. 当店 OTODASU Ⅱ-G 商品ページ https://shop.bo-onroom.com/products/otodasu-2-g
  2. OTODASU 公式サイト(仕様・測定値・ショールーム) https://otodasu.jp/
  3. 岐阜プラスチック工業 GAMEBOX(テクセルLP・リス公式ショップ・PR TIMES) https://teccell.co.jp/gamebox-lp/ / https://www.risu-shop.jp/c/teccell/teccell_01
  4. 川上産業 ONE-Z(公式・BCN 2023-02・4Gamer TGS2025) https://putiputi.co.jp/gamingbooth/ / https://www.4gamer.net/games/999/G999902/20250927004/
  5. ワールド化成 GAME基地(公式・ITmedia 2022-12) https://world-kasei.co.jp/esports/gamekichi.html
  6. VERY-Q Gaming Booth(公式) https://very-q.jp/product/gamingbooth/

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換気標準・拡張前提のバランス型なら、当店のOTODASU Ⅱ-G。
¥158,840(税込・送料無料)・組立動画つき・実測検証記事あり

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