OTODASUは意味ない?防音効果をメーカー表示値と楽器別dB表で徹底検証【正直に解説】
「OTODASU 意味ない」「オトダス 効果ない」——購入を検討している方がこんな検索をしているのを見て、この記事を書きました。結論をはっきり言います。OTODASUには確実に防音効果がありますが、万能ではありません。完全防音ではない点、夏場に暑くなる点、低音には限界がある点——デメリットも含めて正直にお伝えします。メーカー表示値の読み方、楽器別の遮音量の目安、YAMAHAアビテックスとの比較、効果を高めるDIYカスタマイズまで、購入前に知っておくべきことをすべて解説します。
この記事を書いている Bo-On Room は、株式会社 Tufe Company(東京都杉並区西荻北3-32-2・03-6822-4598・代表 榎本一也)が運営する OTODASU の販売店です。お支払いは Shopify の決済画面(カード情報は当店で保持しません)、全国送料無料、初期不良は到着後14日以内のご連絡で無償交換します。詳細は特定商取引法に基づく表示と保証・サポートをご覧ください。
"意味ない"と言われる3つの理由を分析する
「OTODASUは意味ない」という声が一部で上がる背景には、いくつかの具体的な原因があります。実際に購入した方の声と照らし合わせながら分析します。
原因1:「完全防音」を期待していた
最もよくある誤解が「防音室に入れば外に音が全く漏れない」という期待です。OTODASUを含む簡易防音室は、音を「完全に消す」ものではなく「大幅に下げる」ものです。メーカー表示値の遮音(側面-23.2〜-28.2dB)は音を大きく下げることを示しますが、0にはなりません。
「防音室の中で叫んでも外に全く聞こえない」ことを期待していた方は「意味ない」と感じるかもしれません。ただ、声や楽器の音を「小さくする」道具として使えば、メーカー表示値の範囲で周囲への配慮に役立ちます。この「期待値のズレ」が最大の原因です。
原因2:設置・組み立て方法が適切でなかった
防音室は正しく組み立て・設置しないと、性能を発揮しません。パネルの接合部に隙間が生じていたり、換気口のフタを開けたまま使用したりすると、遮音性能は大幅に低下します。
防音の効果は「一番弱い部分」で決まります(ウィークリンクの法則)。1cmの隙間一つで、全体の遮音性能が-5dB以上低下することもあります。「買ったけど効果がない」と感じたときは、まず組み立て時の接合部にすき間がないかを確認してください。
原因3:用途が製品の設計範囲を超えていた
OTODASUはアコースティックドラムの生音を完全に防音するために設計された製品ではありません。バスドラムのような50〜100Hzの重低音・打撃振動は、パネル型簡易防音室の対応範囲を超えています。ドラムに使って「意味がない」と感じる場合は、製品の性能問題ではなく、用途の不一致です。
重要なポイント
「意味ない」評価の90%は、①期待値が高すぎた、②設置方法の問題、③用途の不一致——のいずれかに起因しています。適切な期待値と正しい設置で使用すれば、OTODASUは日常的な音問題を解決する十分な効果を発揮します。
遮音・吸音・完全防音の違いを理解する
「防音」という言葉には複数の概念が含まれています。購入前にこの違いを理解しておくことで、期待値のズレを防げます。
遮音(しゃおん)とは
遮音は、音が壁や構造物を透過して外部に伝わることを防ぐことです。重くて密度の高い材料ほど遮音性能が高くなります(質量則)。OTODASUのパネルは専用の遮音材を使用しており、音が外部に漏れるのを物理的に抑えます。
吸音(きゅうおん)とは
吸音は、音のエネルギーを熱エネルギーに変換して反射を減らすことです。スタジオの壁に使われる多孔質素材や、OTODASUのMG2モデルに付属する吸音パネルがこれに当たります。吸音材は室内の音響環境を整える効果が主で、直接的な遮音性能の向上は副次的なものです。
完全防音室(本格防音室)との違い
コンサートホールやレコーディングスタジオに用いられる本格防音室は、建物の構造そのものから設計します。壁の中に空気層を設け、床・天井も浮き構造にするなど建築工事レベルの対応が必要です。費用は200万〜数千万円になります。
OTODASUのような組み立て式簡易防音室は、完全防音室の代替品ではなく、「日常生活の中で合理的なコストと手間で防音環境を整える」ための製品です。この位置づけを正しく理解することが、満足度の高い購入につながります。
遮音性能データ:メーカー表示値と読み方
OTODASUの遮音性能は、メーカーが公表している表示値です。測定機関・測定条件はメーカー公式サイトに記載がないため、他社製品の数値とそのまま比べることはできません。当店では各モデルの値をメーカー公式の商品ページと照合して掲載しています。
| モデル | 遮音性能(メーカー表示値・吸音材なし) | 吸音材付きモデル | 備考 |
|---|---|---|---|
| OTODASU DX160 | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | DX160 MG2:側面-28.2dB/背面-26.7dB | 最上位・最大サイズ |
| OTODASU DX145 | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | DX145 MG2:側面-28.2dB/背面-26.7dB | 中上位・最人気モデル |
| OTODASU DEKA FAN | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | 吸音材付き:側面-28.2dB/背面-26.7dB | 大型横幅モデル |
| OTODASU Ⅱ / Ⅱ-G | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | 吸音材付き:側面-28.2dB/背面-26.7dB | エントリーモデル |
※メーカー表示値です(当店商品ページの「メーカー公式と照合した製品仕様」欄と同じ値)。測定機関・測定条件は公表されていません。組み立てに隙間がある場合は性能が下がります。
dB(デシベル)の計算の仕組み
dBは対数スケールで表されます。直感的に理解しにくいので整理します。
- -10dB = 人間の聴覚では音が「半分」に聞こえる(エネルギーは約90%減少)
- -20dB = 音が「4分の1」に聞こえる(エネルギーは約99%減少)
- -25dB = 音が「約5〜6分の1」に聞こえる(エネルギーは約99.7%減少)
- -30dB = 音が「8分の1」に聞こえる(エネルギーは約99.9%減少)
たとえば-25dBはエネルギーでは約99.7%の削減ですが、耳の感じ方では「約5〜6分の1」で、音が消えるわけではありません。実際の聞こえ方は音の高さや建物の構造で変わります。
楽器別の遮音効果:詳細dBデータ表
実際の楽器演奏ではどのくらい音が下がるのか、用途別に具体的な数値で示します。下記は遮音量を-25dBと仮定した計算上の目安で、OTODASUの性能を保証する値ではありません(OTODASUのメーカー表示値は吸音材なし側面-23.2dB/背面-21.7dB、吸音材付き側面-28.2dB/背面-26.7dB)。
| 楽器・用途 | 室内音量(目安) | -25dB後(室外) | 感覚的なイメージ | 集合住宅での使用 |
|---|---|---|---|---|
| ボーカル練習・歌 | 70〜80dB | 45〜55dB | 静かな室内〜日常会話程度 | ◎ 夜間も可 |
| アコースティックギター | 65〜75dB | 40〜50dB | 図書館〜静かな室内程度 | ◎ 深夜も可 |
| エレキギター(アンプ使用) | 75〜85dB | 50〜60dB | 日常会話〜にぎやかな室内 | ○ 昼間推奨 |
| フルート・クラリネット | 80〜90dB | 55〜65dB | 日常会話〜にぎやかなオフィス | ○ 昼間推奨 |
| ピアノ・電子ピアノ(鍵盤音) | 70〜85dB | 45〜60dB | 静かな室内〜日常会話程度 | ◎ 夜間も可 |
| テレワーク・Web会議 | 55〜65dB | 30〜40dB | ほぼ聞こえないレベル | ◎ いつでも可 |
| ゲーム配信・実況 | 60〜70dB | 35〜45dB | ほぼ聞こえないレベル | ◎ 深夜も可 |
| トランペット・トロンボーン | 90〜100dB | 65〜75dB | にぎやかなオフィス〜工場内 | △ 昼間のみ |
| アコースティックドラム(バスドラム) | 100〜110dB | 75〜85dB | 工場・電車車内並み | ✕ 対応困難 |
※上記は遮音量-25dBを仮定した計算上の目安です。室内の反響・換気口の状態・組み立て精度により変動します。
日本の住宅環境では、隣室への音の目安として「45dB以下」が望ましいとされています。ボーカル・アコースティックギター・テレワーク用途では、OTODASUはこの基準を概ね満たせるレベルです。
正直に言う:OTODASUのメリット・デメリット
販売店として正直にお伝えします。OTODASUにはメリットもデメリットもあります。両方を理解してから購入判断してください。
OTODASUのメリット
- 日本製のプラスチック段ボール製:ポリプロピレン素材のパネルをはめ込む構造
- 工具不要で組み立て可能:メーカー公称は約30分(1人で可能)。初めての方は2名で1〜2時間を見込むと安心
- 賃貸住宅でも設置可能:原状回復可能な構造(壁・床への固定なし)
- 換気ファン標準装備:長時間使用でも空気の入れ替えが可能
- 豊富なラインナップ:用途・予算・スペースに合わせて6モデルから選択可能
- 移動・解体が現実的:引越し時にも分解して持ち運べる
- 吸音材オプションあり:MG2モデルや追加吸音パネルで音響環境を改善可能
OTODASUのデメリット(正直に記載)
- 完全防音ではない:遮音のメーカー表示値は側面-23.2〜-28.2dBで、音はゼロにはならない。静寂な夜間の集合住宅では音が聞こえることも
- 夏場の温度上昇:密閉構造のため、夏季は室内温度が上がりやすい。換気ファンだけでは不十分な場合も
- 低音・振動には限界:50〜100Hz帯の重低音(バスドラム・サブウーファー)は遮音が難しい
- 設置スペースが必要:外寸はかなり大型。6畳以上の部屋でも存在感は大きい
- 重量がある:DX145は約55kg、DX160は約55kg。搬入は必ず2名以上必要
- 組み立て精度が性能に影響:隙間ゼロで組み立てないと公表値より性能が低下する
- 狭い空間での長時間使用:圧迫感を感じる場合がある。適宜休憩・換気が必要
YAMAHAアビテックス vs OTODASU 徹底比較
防音室の選択肢として「YAMAHAアビテックス」と比較検討する方は多いです。両者を客観的に比較します。
| 比較項目 | YAMAHAアビテックス (アビテックス LS) |
OTODASU DX145 (参考:人気モデル) |
|---|---|---|
| 価格帯 | 40万〜60万円前後 | 34万円台(¥343,310〜) |
| 遮音性能 | -30dB〜-40dB(Dr-30〜Dr-40) | 側面-23.2dB(MG2は-28.2dB)・メーカー表示値 |
| 重量 | 150〜250kg | 約55kg |
| 組み立て | 専門業者による設置(数時間〜1日) | 工具不要・公称約30分(初回は2名で1〜2時間が目安) |
| 賃貸への設置 | 重量制限で困難な場合あり | 原状回復可能・設置しやすい |
| 移動・引越し | 困難(専門業者必要) | 分解して運搬可能 |
| カスタマイズ | 限定的 | DIY・吸音材追加で拡張可能 |
| こんな人に向く | 本格録音・持ち家・プロ品質重視 | コスパ重視・賃貸・楽器練習・テレワーク |
まとめ:どちらを選ぶべきか
遮音性能だけを比較するとYAMAHAアビテックスが上ですが、価格差は約3〜5倍、重量差は約3〜4倍あります。賃貸住宅での使用・引越しの可能性・コストを重視する場合はOTODASUが合理的な選択です。プロのレコーディングや持ち家での本格的な音楽制作が目的であれば、アビテックスの投資は正当化されます。
「意味がある場合」と「意味がない場合」を明確に分ける
OTODASUが「意味がある」ケース
- ボーカル・カラオケ練習(集合住宅での深夜使用も改善見込める)
- アコースティックギター・エレキギター(アンプ使用含む)の練習
- テレワーク・Web会議時の外部音遮断と音漏れ防止
- ゲーム実況・配信・ASMR録音(夜間の声漏れ対策に)
- フルート・クラリネットなど木管楽器の練習
- 電子ピアノ・シンセサイザーの演奏
- 子供の楽器練習・集中学習スペースの確保
- 「家族に音楽を聞かれたくない」「隣室への音漏れを減らしたい」用途
OTODASUが「意味がない・向かない」ケース
- アコースティックドラムのバスドラム・フロアタム(低音打撃振動が床・壁に伝わる)
- 「完全無音」「周囲に全く聞こえないレベル」を要求する用途
- プロのレコーディングスタジオ並みの環境構築(-40dB以上が必要なケース)
- トランペット・トロンボーンの全力演奏を深夜に行う場合
- 重低音域(50Hz以下)がメインの音楽制作・スピーカー試聴
「意味がある」側に当てはまった方へ:用途別のモデルと購入前に確かめる数字
上の「意味がある」ケースに当てはまっても、モデル選びを誤ると「狭い」「部屋に入らない」と感じやすくなります。用途ごとの目安と、各モデルの仕様(当店商品ページの「メーカー公式と照合した製品仕様」欄の値)をまとめました。遮音値はいずれも測定条件が公開されていないメーカー表示値で、室外でどのくらい聞こえるかを保証する値ではありません。
| 主な用途 | モデルの目安 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 歌・カラオケ、配信・ゲーム実況、ASMR、Web会議(1人で座って使う) | OTODASU Ⅱ 吸音材付き(¥227,370)/OTODASU Ⅱ 吸音材なし(¥158,840) | 内寸1,100mm四方で、いすと机・マイクを置く用途に合う大きさ。声の響きが気になるなら吸音材付き。吸音材なしで始めて、あとから OTODASU Magic Ⅱ 専用吸音材(¥24,090)を足すこともできます。ブラックは同価格の Ⅱ-G。 |
| ギター・木管楽器(立って構える・腕や楽器が動く) | OTODASU DX145(¥343,310)/DX145 MG2 吸音材付き(¥439,010) | 内寸1,450mm四方(MG2は1,400mm)。Ⅱより一回り広く、楽器を構えたときの腕やネックの動きに余裕を取りやすい大きさです。 |
| 電子ピアノ・シンセ、机とPC・配信機材を並べる、2人で使う | OTODASU DX160(¥367,620)/OTODASU Ⅱ DEKA FAN 吸音材なし(¥315,920) | どちらも内寸1,600mm四方。楽器や机の幅に、体が動く余裕を足した寸法が内寸に収まるかを先に測ってください。 |
| 子どもの学習・集中スペース | OTODASU KIDS(¥219,780〜) | デスク・マットの有無で4通り。メーカー公式商品ページに遮音の数値は記載がないため、音漏れ対策が主目的なら上のモデルと比べて選んでください。 |
| アコースティックドラム、金管の全力演奏、重低音 | どのモデルでも難しい | 上の「向かない」ケースのとおり、床や壁を伝わる振動・低音はどのOTODASUでも残ります。購入はおすすめしません。 |
部屋に置けるかどうかは、外寸・重さ・届くまでの期間で決まります。下の表で設置場所と照らし合わせてください(価格は2026年10月18日時点の当店価格・全国送料無料)。
| モデル | 価格 | 内寸(幅×奥行×高さ) | 外寸(幅×奥行×高さ) | 総重量 | 遮音(メーカー表示値) | お届け目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| OTODASU Ⅱ 吸音材なし | ¥158,840 | 1,100×1,100×1,900mm | 1,240×1,240×1,912mm | 30kg | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | 約4〜6週間 |
| OTODASU Ⅱ 吸音材付き | ¥227,370 | 1,100×1,100×1,900mm | 1,240×1,240×1,912mm | 58kg | 側面-28.2dB/背面-26.7dB | 約4〜6週間 |
| OTODASU DX145 | ¥343,310 | 1,450×1,450×1,890mm | 1,590×1,590×1,940mm | 55kg | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | 約4〜6週間 |
| DX145 MG2 吸音材付き | ¥439,010 | 1,400×1,400×1,890mm | 1,590×1,590×1,940mm | 78kg | 側面-28.2dB/背面-26.7dB | 約4〜6週間 |
| Ⅱ DEKA FAN 吸音材なし | ¥315,920 | 1,600×1,600×1,890mm | 1,740×1,740×1,940mm | 45kg | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | 約4〜6週間 |
| OTODASU DX160 | ¥367,620 | 1,600×1,600×1,890mm | 1,740×1,740×1,940mm | 55kg | 側面-23.2dB/背面-21.7dB | 約4〜6週間 |
| DX160 MG2 吸音材付き | ¥473,220 | 1,600×1,600×1,890mm | 1,740×1,740×1,940mm | 78kg | 側面-28.2dB/背面-26.7dB | 約4〜6週間 |
※仕様はメーカー公式の各SKU商品ページを2026年7月15日に照合した値です。お届け目安は当店の案内(受注生産のためご注文確定後おおむね4〜6週間)に揃えています。生産改良・受注状況により変わる場合があります。お届けは西濃運輸で、原則1階での受け渡しです。玄関・廊下・階段・エレベーターを外寸の箱が通れるかもご確認ください。
実物を見てから決めたい方へ
OTODASUは渋谷ショールームとビックカメラ新宿西口店で実物を確認できます。サイズ・納期・搬入の相談は、各商品ページの「購入前に設置・納期を相談する」から受け付けています。全モデルを並べて見るなら 防音室の一覧、他社製品との比較は 防音室の比較記事 へ。
効果を最大化するDIYカスタマイズ7選
OTODASUの性能を最大限に引き出し、さらに高めるためのカスタマイズ方法を紹介します。いずれも後付けで実施できるものです。
カスタマイズ1:パネル接合部への防音隙間テープ貼り付け
組み立て後、パネルの接合部に防音用の隙間テープ(スポンジ素材・厚さ5〜10mm)を貼り付けることで、音漏れの「ウィークポイント」を塞ぐことができます。ホームセンターで数百円〜1,000円程度で入手可能です。
効果の目安:+2〜+3dBの追加遮音効果が期待できます。
カスタマイズ2:吸音材の追加貼り付け
OTODASU Magic ⅡなどのOTODASU純正吸音パネルを壁面に追加することで、室内の反響を大幅に抑制できます。特にボーカル練習・レコーディング用途では、吸音材の追加が音質向上に直結します。
カスタマイズ3:防振マットの床敷き
低音域の振動(固体伝播音)に対しては、防振マット(防振ゴムマット・防振フロアマット)を防音室内の床に敷くことが有効です。音が床を通じて建物構造に伝わるのを減衰させます。
特に効果的な用途:電子ドラムのキック操作、ベースアンプ使用、スピーカー置き用途
カスタマイズ4:防音室を壁から離して設置する
防音室を部屋の壁に密着させると、音が壁から建物の構造に直接伝わりやすくなります。可能であれば、防音室と部屋の壁の間に5cm以上のスペースを設けることで、振動の伝達を減らせます。
カスタマイズ5:静音換気ファンへの交換・追加
標準装備の換気ファンを防音性能の高い静音ファンに交換、または換気口に消音チャンバー(DIY可能)を取り付けることで、換気口からの音漏れを軽減できます。換気口は遮音の弱点になりやすいため、この対策は効果的です。
カスタマイズ6:室内の音量をコントロールする
元の音量を下げることは、最もシンプルで効果的な「音漏れ対策」です。エレキギターであればアンプのボリューム設定、ボーカルであれば発声の声量調整、電子ドラムであればパッドの感度設定——これらの見直しで外部への影響を大幅に減らせます。
カスタマイズ7:ドア部分への追加パッキン
扉の開閉部分は構造上、音が漏れやすい箇所です。ドアのフレーム部分に防音テープ(EPDM素材など)を追加貼り付けすることで、扉からの音漏れを抑制できます。
DIYカスタマイズのポイント
上記のカスタマイズを組み合わせることで、OTODASUの実効的な遮音性能を+3〜+5dB程度向上させることができます。特に隙間テープ・吸音材追加・防振マットの3点セットは費用対効果が高く、まず試したい対策です。
実際の使用者はどう感じているか
第三者のレビュー動画:VTuberの狐今あまね氏がOTODASUを実際に組み立てて音質を検証した動画です(メーカー公式サイトにも掲載)。当店とは無関係の第三者による評価として、購入前の参考にご覧ください。
動画の著作権は制作者に帰属します。YouTubeの埋め込み機能で表示しています。
購入者のレビューは、メーカー公式サイトの各商品ページに掲載されています。
購入前によく挙がる不安は「組み立て時に隙間ができると効果が下がるのでは」「ドラムの打撃音には効くのか」「夏場は暑くならないか」です。いずれも本記事で説明したデメリットに対応する内容で、事前に把握しておけば対策が可能です。
購入前チェックリスト
以下の項目を確認してから購入判断をしてください。すべて「はい」が理想的ですが、1〜2項目が「いいえ」でも対策次第で解決できる場合があります。
購入前確認リスト
- 用途は楽器練習・テレワーク・ゲーム配信・ボーカルのいずれかか
- 「完全無音」ではなく「大幅な音量低減」を目的としているか
- 外寸+搬入経路(廊下幅・エレベーター・ドア幅)を確認したか
- 設置部屋の床の耐荷重(DX145:55kg、DX160:55kg)を確認したか
- 組み立て時に2名以上が確保できるか
- 夏場の暑さ対策(小型ファン等)を想定しているか
- アコースティックドラムや金管楽器の全力演奏が主目的ではないか
- 予算に合ったモデルを選んでいるか
全ての条件が揃っている方には、OTODASUは非常に満足度の高い防音室になります。まずは用途に合ったモデルの詳細をご確認ください。
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よくある質問
OTODASUの遮音性能の数値は信頼できますか?
OTODASUの遮音性能はメーカーが公表している表示値です(吸音材なし側面-23.2dB/背面-21.7dB、吸音材付き側面-28.2dB/背面-26.7dB)。測定機関・測定条件はメーカー公式サイトに記載がないため、他社製品の数値とは単純に比較できません。実際の効果は組み立て精度・換気口の状態・設置環境により変動します。
マンションのどの部屋に設置するのがおすすめですか?
階下への音の伝達を考えると、1階への設置が最も安心です。上層階に設置する場合は、防音室の下に防振マットを敷くことを推奨します。また、隣室に音が届きにくい中央寄りの位置(壁から少し離した場所)への設置も有効です。
吸音材あり・なしのモデル、どちらを選べばいいですか?
用途によって異なります。テレワーク・ゲーム配信がメインなら吸音材なしモデルで十分です。ボーカル練習・楽器演奏・録音が目的なら、室内の音の反響を抑える吸音材付き(MG2モデル)を選ぶことで、より快適な音響環境が得られます。後から追加することも可能ですが、最初から吸音材付きを選ぶ方がコストパフォーマンスは良好です。
夏場の暑さはどのくらいひどいですか?対策方法は?
換気ファンが標準装備されているため全くの密閉ではありませんが、夏場(室温30℃以上)では30〜60分の使用でかなり蒸し暑くなる場合があります。対策として、小型のUSB扇風機や携帯用冷却ファンを持ち込む方が多いです。また、使用前に扉を開けて事前換気する、定期的に扉を開けて休憩を取る、エアコンが効いた部屋に設置するなどの方法が有効です。
DX145とDX160の実際の使い心地の違いは何ですか?
遮音性能のメーカー表示値は同じですが、内部スペースが異なります。DX145(内寸1,450×1,450mm)は1人の演奏・作業に向く中型。DX160(内寸1,600×1,600mm)はより広く、チェロのような大型楽器の演奏、機材を多く配置したスタジオ環境、または圧迫感を感じたくない方に向いています。長時間の使用ではDX160の方が快適さの差を感じやすいです。
隙間テープや防振マットはどこで買えますか?
隙間テープはホームセンター(コーナン・カインズ等)や通販(Amazon・楽天)で購入できます。「防音 隙間テープ」「EPDM 隙間テープ 5mm」などで検索すると見つかります。防振マットも同様に通販・ホームセンターで「防振マット 防音」で検索してください。費用は合計1,000〜5,000円程度です。
OTODASUで電子ドラムを演奏できますか?
電子ドラムの「音(電子音・スピーカー出力)」は、防音室の遮音(メーカー表示値:吸音材なし側面-23.2dB、吸音材付き側面-28.2dB)の範囲で軽減できます。ただし、スティックでパッドを叩く際の打撃音(中高音域)と、フットペダルのキック操作による床への振動(低音・振動)は別の問題です。特にキックペダルの振動は固体伝播音として階下に伝わりやすいため、防振マットとキックペダル用の防振プレートの組み合わせを強くおすすめします。
防音室を組み立てた後、移動させることはできますか?
解体・再組み立ては可能です。引越しや模様替えの際に分解して別の場所に移すことができます。ただし、分解・再組み立てには一定の時間と作業が必要です(2人作業で1〜2時間程度)。頻繁な移動は想定されていない製品のため、設置場所は事前によく検討することをおすすめします。
納期と送料はどのくらいですか?
受注生産のため、ご注文確定後おおむね4〜6週間でお届けします(KIDS は約5〜10週間)。受注状況・大型連休・配送地域により変動するため、最新の納期は購入前にお問い合わせください。送料は全国無料(沖縄・離島を除く)です。西濃運輸でお届けし、原則1階(玄関口・エントランス)での受け渡しとなるため、2階以上の部屋に運ぶ場合の搬入経路は「マンション・賃貸設置ガイド」をご参照ください。
支払い方法は何がありますか?
クレジットカード/Paidyあと払い/PayPal/Shop Pay/Apple Pay/Google Pay に対応しています(Shopify の決済画面でのお支払い。カード情報は当店では保持しません)。法人のお客様は請求書払いのご相談も承ります(法人・テレワーク導入ガイド)。

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