はじめに

「プロのYouTuberが使っているVERY-Qと、OTODASUはどう違うのか」——ナレーターや配信者・楽器奏者がこの問いに直面することは多いです。VERY-Qは専門的な用途での知名度が高く、OTODASUはコストパフォーマンスを強みとして急成長しています。用途・予算・使い方によって最適解は異なります。この記事では両者を誠実に比較し、あなたに合った選択を後押しします。


一目でわかる比較表

項目 OTODASU DX160(推奨モデル) VERY-Q(VQP-S870)
価格(税込) 約30〜40万円台 約24万円〜(モデルによる)
内寸(幅×奥行) 1,600mm × 1,600mm(DEKA) 約870mm × 870mm(S870)
内寸(高さ) 約1,900mm 約1,900mm
重量 約30kg 約35〜60kg(モデルによる)
遮音性能 -25dB以上(第三者機関実測) Dr-20〜Dr-30程度(モデルによる)
吸音材 別売り・後付け対応(Magic Ⅱ) パネルに一体化(吸音材内蔵型)
組立方式 パネル嵌め込み・工具不要 パネル組立(工具要・やや複雑)
拡張性 パネル追加・換気ファン・吸音材 拡張パネルシステムあり
サポート 訪問対応・国内メーカー直接 代理店(宮地楽器等)経由
購入経路 Bo-On Room(専門ストア) 楽天・宮地楽器等
送料 全国無料 別途確認要

注:VERY-Qの仕様は公開情報・代理店情報に基づく参考値です。最新情報は公式サイトでご確認ください。


VERY-Qの特徴

VERY-Qはinfist Designが製造・販売するパネル式防音ブースです。楽器専門店(宮地楽器など)での取り扱いやプロYouTuber・ナレーターによる使用事例が多く、専門家層での認知度が高い製品です。

強み3点

  1. プロユーザーの使用実績: 人気YouTuberやプロナレーターによる使用例が多数あり、実際の制作環境での評価が蓄積されている。
  2. 拡張パネルシステム: パネルを追加購入して内寸を広げる「拡張方式」を採用。用途の変化に合わせてサイズを変更できる。
  3. 吸音材一体型設計: パネルに吸音材が内蔵されているため、購入直後から吸音効果を得られる。録音・ナレーション用途では即戦力になりやすい。

弱み3点

  1. 価格の高さ: エントリーモデルで約24万円〜、機能を追加すると30万円超えになるケースもある。拡張パネルを購入すると総費用がさらに増える。
  2. 組立難易度がやや高め: 工具が必要なモデルもあり、初心者には組立に時間がかかることがある。
  3. 購入後のサポート: 楽器店経由の流通が多く、技術的サポートはメーカーへの問い合わせが必要になるケースがある。

OTODASU DX160 の特徴

OTODASU DEKA FAN 吸音材付き(378,840円)を中心とするDX160系は、内寸1,600mm×1,600mm×1,900mm(高さ)という業界最大級の空間を持ちながら、-25dB以上の第三者実測遮音性能を備えた最上位ラインです。ナレーション・録音・配信の音質にこだわる方に向けた構成で、VERY-Qが苦手とする「内寸の広さ」という弱点を真っ向から解決しています。

強み3点

  1. 業界最大級の内寸1,600mm×1,600mm: VERY-Q VQP-S870の約870mm×870mmに対し、約4倍の床面積。椅子・マイクスタンド・機材を余裕を持って配置でき、録音ブースとしての快適性が段違い。
  2. 東京都立産業技術研究センターによる第三者実測: -25dB以上の遮音性能数値に信頼性があり、購入前に効果を数値で確認できる。
  3. 工具不要・パネル嵌め込み方式+換気ファン標準装備: 初めての方でも2〜3時間で組立が完了。換気ファンが内蔵されており、長時間のナレーション収録でも快適な環境を維持できる。

弱み3点(正直に記載)

  1. 吸音材は別売りモデルも存在: Light系は吸音材なしのため、録音音質にこだわる用途ではMagic Ⅱ搭載モデルを選ぶ必要がある。
  2. 設置面積が大きい: 1,600mm×1,600mmの設置スペースが必要。6畳以下の狭い部屋への設置は事前の採寸確認が必須。
  3. VERY-Qのコンパクト拡張方式には非対応: 「最初は小さく、後から広げたい」という段階的な拡張を望む場合はVERY-Qの設計思想が合う。

ナレーション・配信用途ではどちらが向いているか

VERY-Qが向いているケース

  • プロナレーターとして既に活動しており、スタジオに近い録音品質を求める
  • ブース内寸を将来的に変更・拡張する可能性がある
  • 楽器店やVERY-Qコミュニティのサポートを利用したい

OTODASUが向いているケース

  • 楽器練習・配信・ナレーションを一台でこなしたい
  • 賃貸住宅での長期使用を前提に、工具不要で設置・解体できる仕組みを求める
  • 購入前後に専門スタッフに相談できるサポート体制を重視する
  • 拡張オプション(吸音材・換気ファン)を段階的に追加していきたい

こういう方にはVERY-Qがおすすめ

  • ナレーションや歌声収録をメインにしており、吸音材内蔵のコンパクトブースで即戦力の環境が欲しい方
  • 将来的に内寸を変えたい・拡張パネルシステムを活用したい方
  • 既存のVERY-Qユーザーからの口コミを重視して選びたい方

こういう方にはOTODASUがおすすめ

  • 楽器練習・録音・配信など複数用途で使いたい方
  • 内寸の広さを優先したい(DX160系で1,600mm×1,600mm)
  • 東京都立産業技術研究センターによる実測値で性能を確認してから購入したい方
  • 訪問サポートも含む充実したアフターサービスを求める方

よくある質問

Q1. VERY-Qの遮音性能とOTODASUはどちらが高いですか?

VERY-QはDr-20〜Dr-30程度(モデルにより異なる)、OTODASUは第三者機関実測で-25dB以上(モデルにより異なる)です。Dr値(室間音圧レベル差)と-dB(遮音量)は測定方法が異なるため単純比較は難しいですが、OTODASUは「東京都立産業技術研究センター」という公的機関での実測データを持つ点で透明性があります。

Q2. ナレーション収録にはどちらが適していますか?

ナレーション収録では「遮音(外部音の侵入を防ぐ)」と「吸音(室内の残響を抑える)」の両方が重要です。VERY-Qは吸音材一体型で残響を抑えやすく、OTODASUはMagic Ⅱ吸音材搭載モデルで同様の効果を得られます。どちらも適性がありますが、設置の手軽さ・広さ・サポート体制を含めて検討することをおすすめします。

Q3. 拡張性という点ではどちらが優れていますか?

VERY-Qは拡張パネルでサイズ変更できる設計が特徴です。OTODASUは吸音材・換気ファンなどオプションの追加に対応しており、DX160系で広い内寸を最初から確保できます。「将来サイズを変えたい」のであればVERY-Q、「最初から広さを確保したい」ならDX160系が合います。

Q4. 換気はどちらが優れていますか?

OTODASUのDEKA FANシリーズは換気ファンを標準装備しています。VERY-Qは換気ファンが別途必要なモデルが多いです。毎日長時間使用する方にとって、換気ファン標準のOTODASU DEKA FANは実用上の大きなメリットになります。

Q5. 賃貸マンションでの設置はどちらが向いていますか?

OTODASUは工具不要のパネル嵌め込み方式で、壁・天井を傷つけません。引越し時に解体して持ち運べます。VERY-Qも工事不要の設置ですが、モデルによって組立に工具が必要な場合があります。賃貸での長期使用と引越し対応の両立という点では、OTODASUの扱いやすさに分があります。


まとめ:失敗しない選び方

VERY-Qは吸音材内蔵のコンパクトブースとして、ナレーターや配信者に根強い支持があります。一方OTODASUは、第三者実測値による透明な性能表示・業界最大級の内寸(1,600mm×1,600mm)・段階的な拡張設計・手厚いサポート体制を強みとしています。

「録音特化でコンパクトに揃えたい」ならVERY-Q、「広さ・拡張性・サポートを重視して長く使いたい」ならOTODASUが適しています。予算・用途・設置環境を明確にしてから選ぶことが、後悔しない買い物への近道です。


Bo-On Room おすすめモデル一覧

用途や設置環境のご相談はBo-On Roomのスタッフが承ります。購入前の無料相談もお気軽にどうぞ。


記事作成日:2026年5月 / Bo-On Room編集部

Latest Stories

This section doesn’t currently include any content. Add content to this section using the sidebar.