はじめに

「OTODASUを買いたいけど、モデルが多すぎてどれを選べばいいかわからない」。そのお悩み、よくわかります。OTODASUシリーズは現在14モデルが展開されており、価格帯は約14万円から約44万円まで幅広く、内寸・遮音性能・吸音材の有無・カラーがモデルごとに異なります。この記事では、Bo-On Room公式の商品データをもとに全14モデルを一覧化し、用途・予算別に「あなたが選ぶべき1台」を明示します。読み終わる頃には迷いがなくなる構成です。


一目でわかる全14モデル比較表

モデル 税込価格 内寸(mm角) 高さ(mm) 重量 遮音 吸音材 換気 カラー 推奨用途
Ⅱ Light 142,890円 910 1,850 約35kg -25dB なし なし ホワイト 入門・コスパ重視
Ⅱ 吸音材付き 211,420円 910 1,850 約37kg -25dB あり なし ホワイト 楽器・ボーカル・配信
Ⅱ-G(吸音材なし) 参考価格 910 1,850 約35kg -25dB なし なし ブラック ゲーミング・配信入門
Ⅱ-G(吸音材付き) 参考価格 910 1,850 約37kg -25dB あり なし ブラック ゲーミング・配信音質重視
DX145 ホワイト 299,900円 1,450 1,890 約40kg -30dB なし 換気口付 ホワイト 楽器・ボーカル本格派
DX145-G ブラック 299,900円 1,450 1,890 約40kg -30dB なし 換気口付 ブラック 配信・スタジオ感重視
DX145 MG2 ホワイト 403,590円 1,450 1,890 約42kg -28dB あり(MG2) 換気口付 ホワイト 宅録・歌ってみた
DX145-G MG2 ブラック 403,590円 1,450 1,890 約42kg -28dB あり(MG2) 換気口付 ブラック ブラック×宅録・VTuber
DX160 ホワイト 319,900円 1,600 1,912 約40kg -30dB なし 換気口付 ホワイト 広さ重視・ピアノ・チェロ
DX160-G ブラック 319,900円 1,600 1,912 約40kg -30dB なし 換気口付 ブラック 広さ×ブラック・配信背景
DX160 MG2 ホワイト 435,490円 1,600 1,912 約40kg -28.2dB あり(MG2) 換気口付 ホワイト プロボーカル録音
DX160-G MG2 ブラック 435,490円 1,600 1,912 約40kg -28.2dB あり(MG2) 換気口付 ブラック 全スペック最高峰
DEKA-G FAN ブラック 274,400円 1,600 1,900 約30kg -25dB なし あり ブラック 長時間配信・大型ゲーミング
KIDS 218,791円〜 特殊形状※ 1,500 約30kg 遮音あり 選択可 なし ホワイト 子ども学習・集中環境

※KIDS外寸:1,200×800mm(デスク型)。内寸・遮音は防音室用途と異なる集中環境特化設計。すべての値は東京都立産業技術研究センター測定または公開仕様値。2026年5月時点の情報に基づく参考値。


シリーズ別の特徴

Ⅱシリーズ(エントリー〜中位)

OTODASUの入口がⅡシリーズです。内寸910mm角・高さ1,850mmというコンパクト設計で、工具不要・約35kgの軽量ボディが最大の特徴。賃貸マンションへの設置を最初に検討している方にとって、最もリスクが少ない選択肢であります。

Ⅱ Light(142,890円) は吸音材なしの素のモデルです。-25dBの遮音性能を約14万円という価格で実現しており、「とにかくまず防音室を試してみたい」という入門層に向けた設計です。後からOTODASU Magic Ⅱ吸音材を追加する拡張性も備えます。

Ⅱ 吸音材付き(211,420円) はⅡ LightにMagic Ⅱ吸音材をセットした完成形モデルです。遮音(外への音漏れ防止)+吸音(室内の反響低減)のW効果により、楽器練習・ボーカル練習・ポッドキャスト収録まで1台でカバーします。

Ⅱ-G(ゲーミング仕様) はⅡシリーズのブラックカラー展開です。吸音材なし・吸音材付きの2バリエーションがあり、スペック・内寸はホワイトのⅡシリーズと同等。ゲーミングルームをブラックで統一したい方や、配信の背景をスタジオ風に演出したい配信者に向けた選択肢です。

Ⅱシリーズは換気ファンがありません。1時間程度の使用なら問題ありませんが、長時間連続使用には別途換気対策が必要です。毎日2〜3時間以上使う方はDEKA FANシリーズまたはDX145以上の換気口付きモデルを推奨します。

DX145シリーズ(中上位)

「本格的な防音室をリーズナブルに」という方のためのシリーズです。内寸1,450mm角(約2.10m²)という広さで、アコースティックギターを持って振り向いても壁に当たらない実用的な空間を確保しています。-30dB以上の遮音性能はⅡシリーズを大きく上回ります。

DX145 ホワイト(299,900円) は練習メイン・コスパ重視の方向けです。換気口が標準装備されており、別売の換気ファンを取り付ければ長時間使用にも対応します。

DX145-G ブラック(299,900円) はDX145のブラックカラー版です。性能・仕様は完全に同一で、インテリアと配信背景の好みで選びます。

DX145 MG2 ホワイト(403,590円) はMagic Ⅱ吸音材を標準搭載し、遮音性能が-28dBに向上したモデルです。DXシリーズの中で最も選ばれているモデルであり、宅録・歌ってみた・ボイス収録を手がける方に特に支持されています。

DX145-G MG2 ブラック(403,590円) はDX145 MG2のブラックカラー版です。ゲーム実況配信者やVTuberに人気が高く、-28dBの遮音と吸音材による音質改善が配信クオリティを直接引き上げます。

DX160シリーズ(最上位)

「広さで妥協しない」という方のためのフラッグシップシリーズです。内寸1,600mm角(約2.56m²)はDX145比で約22%広く、アコースティックギター・チェロ・大型楽器にも対応します。約40kgという軽量設計はDX145と同等であり、業界最大級の広さと軽量性を両立しています。

DX160 ホワイト(319,900円) は広さ最優先・吸音材後付けを想定する方向けです。-30dB以上の遮音性能を維持しながら1,600mm角の空間を実現しています。

DX160-G ブラック(319,900円) はDX160のブラックカラー版です。大型の配信スタジオをブラックインテリアで統一したい方に向けた選択肢であります。

DX160 MG2 ホワイト(435,490円) はOTODASUシリーズで最高の遮音性能-28.2dBを誇るモデルです。Magic Ⅱ吸音材の効果と相まって、プロミュージシャン・宅録エンジニアが自宅スタジオとして採用する実績があります。

DX160-G MG2 ブラック(435,490円) は全モデル中、すべてのスペックで最上位に位置します。広さ・遮音・吸音・ブラックデザインのすべてを一切妥協なく求める方の最終選択肢です。

DEKA FANシリーズ(大型換気ファン搭載)

DEKA FANシリーズは「広い・換気できる・長時間使える」の三拍子が揃った大型モデルです。内寸1,600mm×1,600mm×高さ1,900mmという圧倒的な空間に、換気ファンを標準装備。毎日数時間以上の使用をする方・大型楽器を複数持ち込む方に特化した設計です。

DEKA-G FAN ブラック(274,400円) は換気ファン付き大型モデルのブラック版です。ゲーミングデスク・チェア・デュアルモニターをそのまま防音室内に収められる広さで、Ⅱ-Gからのステップアップ先として支持されています。遮音性能は-25dB以上。

DEKA FAN 吸音材付き ホワイト(378,840円) は広さ×換気×吸音の三要素をすべて標準装備した完成形モデルです。自宅録音スタジオとして毎日使用したい方、テレワークで長時間こもりたい方に向いています。

DEKA FANシリーズとDX160シリーズはどちらも内寸1,600mm角ですが、DX145/DX160が換気口のみ付属(換気ファンは別売)であるのに対し、DEKA FANシリーズは換気ファンが標準装備の点が大きな違いです。

KIDS(学習特化)

OTODASU KIDS(218,791円〜) は、防音室ではなく子ども向け「集中学習室」として設計された特殊モデルです。外寸1,200×800mmのコンパクト設計でリビングに設置でき、テレビの音や家族の会話を遮断して勉強に集中できる専用スペースを生み出します。デスク有無・マット有無の4バリエーションから選択可能。小学生〜中学生の受験勉強サポートとして実績があります。


用途別おすすめ早見表

用途・状況 第1推薦 第2推薦 選ぶ理由
完全初心者・まず試したい Ⅱ Light Ⅱ 吸音材付き コスト最小・拡張可能。吸音材は後から追加できる
楽器練習(ギター・管楽器・ボーカル) Ⅱ 吸音材付き DX145 遮音+吸音のW効果で反響もコントロール
ゲーム配信・VTuber(コンパクト) Ⅱ-G 吸音材付き Ⅱ-G(吸音材なし) ブラック×-25dB×吸音で配信音質向上
ゲーム配信・VTuber(大型スタジオ) DEKA-G FAN ブラック DX145-G MG2 換気ファン付きで長時間配信・広い内寸でフル機材配置可能
宅録・DAW・歌ってみた DX145 MG2 DX145-G MG2 -28dBの高遮音+MG2吸音でコンデンサーマイク録音に最適
プロボーカル収録・アコースティック録音 DX160 MG2 DX160-G MG2 -28.2dB全モデル最高遮音+最大内寸1,600mmで制作の質が上がる
ピアノ・チェロ・大型楽器練習 DX160 ホワイト DEKA FAN 吸音材付き 内寸1,600mmで大型楽器も余裕。DEKA FANは換気ファン標準装備
テレワーク・毎日長時間使用 DEKA FAN ホワイト DEKA FAN 吸音材付き 換気ファン標準装備で毎日8時間使用も快適
子どもの学習・集中環境 KIDS(デスク付き) リビング設置OK・子どもの集中力UP専用設計
賃貸マンション・床荷重が心配 Ⅱ Light Ⅱ 吸音材付き 約35〜37kgの超軽量設計。床荷重が最も軽いシリーズ

価格帯別おすすめ

予算帯 推奨モデル 一言コメント
〜15万円 Ⅱ Light(142,890円) このカテゴリの実質唯一の選択肢。後付け拡張で成長可能
15〜25万円 Ⅱ 吸音材付き(211,420円) 遮音+吸音完備で到着日から本格使用。楽器・配信に最適
25〜30万円 DEKA-G FAN ブラック(274,400円) 広さ+換気ファンを優先するなら。Ⅱシリーズからのアップグレードに
30〜35万円 DX145(299,900円) / DX160(319,900円) 本格遮音-30dBと広い内寸。用途に合わせてサイズ選択
35〜40万円 DEKA FAN 吸音材付き(378,840円) 広さ+換気+吸音が最初から揃った完成形
40万円〜 DX145 MG2(403,590円) / DX160 MG2(435,490円) 録音・配信の音質を最優先するプロ志向向けの最終選択

よくある質問(10問)

Q1. OTODASUⅡシリーズとDX145シリーズ、どちらを選べばいいですか?

A. 「コスパ重視でまず防音室を体験したい」ならⅡシリーズ、「本格的に楽器練習・録音・配信をしたい」ならDX145以上を選んでください。遮音性能はDX145が-30dB以上とⅡシリーズ(-25dB以上)を上回ります。また、内寸がⅡシリーズの910mm角に対しDX145は1,450mm角と広く、長時間の使用快適性も向上します。

Q2. 吸音材あり・なしで何が変わりますか?

A. 吸音材(OTODASU Magic Ⅱ)は「室内の反響・エコーを抑える」効果を持ちます。吸音材なしでも外部への音漏れ防止(遮音)はできますが、室内で音が反響するため練習時のモニタリングや録音品質が下がります。楽器練習・ボーカル録音・配信を本格的にされる方には吸音材付きを強く推奨します。

Q3. DX145 MG2とDX160 MG2、どちらが良いですか?

A. 主な違いはサイズです。DX145 MG2は1,450mm角(床面積約2.10m²)、DX160 MG2は1,600mm角(床面積約2.56m²)です。遮音性能はDX145 MG2が-28dB、DX160 MG2が-28.2dBとほぼ同等です。アコースティックギター・チェロなど大型楽器を使う場合や、複数の機材を並べたい場合はDX160 MG2が適しています。ボーカル・エレキ系の録音・配信であればDX145 MG2で十分です。

Q4. DEKA FANシリーズとDX160シリーズの違いは何ですか?

A. どちらも内寸1,600mm角の大型モデルですが、DEKA FANは換気ファンが標準装備、DX145/DX160は換気口のみ(換気ファンは別売オプション)という点が最大の違いです。毎日長時間使用するテレワーカーや、夏場の連続使用が多い方にはDEKA FANシリーズが向いています。また、DX145/DX160シリーズはMG2吸音材付きモデルで-28〜-28.2dBの高遮音を実現しますが、DEKA FANシリーズは-25dBとなっています。

Q5. 賃貸マンションに設置できますか?

A. OTODASUシリーズはすべて工具不要のパネル工法で、壁・床を傷つけません。原状回復もしやすく、引越し時に解体して持ち運べます。床の耐荷重(一般的なマンションで180kg/m²以上)については、Ⅱシリーズが約35〜37kgと最も軽量で床への負担が少なく、賃貸でも安心して設置できます。設置前に床の耐荷重を確認されることをおすすめします。

Q6. OTODASUの遮音性能は公的機関で測定されていますか?

A. はい。OTODASUシリーズの遮音性能はすべて東京都立産業技術研究センターにて第三者機関による正式測定が行われています。各モデルページに記載されている-25dB以上・-28dB以上・-28.2dBといった数値はこの測定結果に基づいています。

Q7. 組立にどのくらいの時間と人数が必要ですか?

A. Ⅱシリーズは2名で2〜3時間、DX145/DX160シリーズは2名で2〜3時間、DEKA FANシリーズは2名で3〜4時間が目安です。いずれも工具不要で、付属パーツのみで組立できます。1名での作業も不可能ではありませんが、パネルを支えながら固定する工程があるため、2名での作業を推奨しています。

Q8. ホワイトとブラック(-Gモデル)で性能差はありますか?

A. 同グレードのホワイトとブラックは性能・仕様が完全に同一です。遮音性能・内寸・重量・換気の有無はすべて同じです。カラーのみ異なるため、インテリアや配信背景の好みでお選びください。

Q9. 後から上位モデルに移行することはできますか?

A. 買い替えになります。ただし、Ⅱシリーズに取り付けたMagic Ⅱ吸音材は取り外して再利用が可能です。最初からコスパよく始めてステップアップする場合は、まずⅡ Lightを試し、後からⅡ 吸音材付きのMagic Ⅱを追加、さらに必要になればDX145以上に移行するルートが経済的です。

Q10. OTODASU KIDSは大人も使えますか?

A. 使用自体は可能ですが、外寸1,200×800mm・高さ1,500mmという設計は子ども向けのため、身長が高い大人には圧迫感が生じることがあります。大人がテレワークや短時間の作業用途に使う場合は、OTODASU Ⅱ Light以上のモデルをお選びいただくことを推奨します。


まとめ:あなたへの最終推薦

OTODASUシリーズを選ぶ際の判断軸は3つです。「予算」「内寸(広さ)」「用途(練習・録音・配信・学習のいずれか)」。この3軸を整理すれば、14モデルの中から迷わず選べます。

モデル選びで迷った場合は、Bo-On Roomの専門スタッフにご相談ください。用途・設置環境・予算に合わせて最適なモデルをご提案します。


他の防音室比較記事もご参照ください

OTODASUと他ブランドの比較は以下の記事で詳しく解説しています。


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